北海道に開拓の手が入ってから150年余り。私たちの先祖があまたの困難を乗り越え努力し続けた結果、現在の北海道農業はあります。
悪天候の中の作業では先人たちの苦労を忍び、四季折々の美しい風景を見るとその美しさに感動し、この景色は先祖たちが苦労して作り上げてきたものなのだと感じます。それと同時に、私たちはこの景色を受け継いでいかなければならないのだと強く思います。
私たちが取り入れているJGAPという農場管理の手法は、安全な農産物の生産や環境に配慮した農業、人権の尊重などを実現するための手法であり、持続可能な農業経営を確立するためのものです。
農業という人が食べていくのに必要不可欠な営みは、現在後継者不足という大きな問題を抱えています。
まだ実現してはいませんが、いずれは養豚事業と市町村や企業と協力し、後継者のいない土地の積極的借り受けや飼料や肥料を作ることにより、地域循環型農業を実現し地域を活性化させ、農畜産業を若者たちが安心して働ける就職先にすることを目指しています。